【宮本益光コメント】

新型コロナに罹患し自宅隔離をしていたとき、苦しみながらベッドの中でスケッチした曲です。イタリアの友人であるコッラーディさんも同様にコロナによって苦しい思いをされましたが、「私たちには、詩や音楽から癒しを得ることができる心がある」と、いくつかの詩を贈ってくださいました。私は彼女に曲を贈ることで、私たちは彼女の言葉どおり、作品を通じて互いを励まし合ったのです。

テノールやソプラノに演奏してほしいと思って書きましたので、今回の録画は初めてのオリジナル版での収録となりました。低声でも別の魅力が出るようossiaの記譜があります。ピアノパートの難易度がやや高めかもしれませんが、煌びやかな音色と推進力が求められます。

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【初演データ】

2021年1月5日　浦安音楽ホール

Bar.宮本益光　Pf.髙田恵子

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